このカテゴリでは、ベイジさんのブログknowledge / baigieの記事をきっかけに考えたことについてまとめています。
「ベイジ」とは、Web製作を手掛ける株式会社ベイジのことです。いわゆるIT系の会社です。
Webサイトには、いわゆるスローガン的なキャッチコピーではなく、「BtoB企業のためのWeb製作会社」と誰のための何をする会社なのか明確に示されているなど、とてもユニークな会社です。
ベイジさんとは公私ともに全くかかわりはなく、2020年になってからブログknowledge / baigieをきっかけに興味を持ち、社長の枌谷(そぎたに)さんのTwitterも面白くよい刺激になっています。
モノづくりに必要な資料を調べていたらIT系のベイジにたどり着きました
モノづくりの設計・開発における図面と仕様書以外に必要な資料とはどの様なものだろうかと調べているのですが、これまでの経験からもそのような資料は見たことがなく、ひとまずあきらめるかと思っていました。
そんな時、かつて情報システムの開発と運用のマネージャーをやっていた時に、中身はさておきドキュメントがあったことを思い出しました。
こうして、IT系の設計・開発に必要なドキュメントや開発プロセスを調べていたところ、ベイジのブログに出会い、株式会社ベイジを知ることができました。
ベイジのいくつかのブログの中で、私は以下のブログを楽しみにしています。
ISO(品質マネジメント)に関する27の質問
ベイジの枌谷さんの「オウンドメディアに関する27の質問に2万字で回答します」をヒントに、ISO(品質マネジメント)についてまとめました。
オウンドメディアについての質問が、製品開発や商品企画の質問にもなり、その意外性に驚いています。
目的・意義・戦略
Q1.ISO(品質マネジメント)の重要性を経営層に理解してもらうにはどうすればいいですか?
Q2.人や予算が少ない中小企業はどんな風に情報発信に取り組めばいいですか?
Q3.デジタルが浸透していない古い企業が取り組むうえでのアドバイスをください。
Q4.オウンドメディアをやってブランディングに効果がある実感はありますか?
Q5.ISOを始めた当初から目的が変わることはありますか?
運用体制
Q17.製品開発は外部に委託するのと内部で製作するのとどちらがいいですか?
Q18.製品開発を社外に依頼する時に気を付けておくべきことはありますか?
Q19.自社製品を社内で継続して開発するためのコツを教えてください。
Q20.商品企画(製品開発)の仕組み(運営体制)を作るにあたり、どのような人が適任ですか?
Q21.良質な製品を生み出し続けるためのコツはありますか?
Q22.社内の一体感がない場合、どの様に新製品を作るのがよいですか?
Q23.社員の文章力を上げるには、具体的にどうすればいいですか?
Q24.社員に商品企画のアイディアを出してもらうための人事評価、インセンティブなどの制度はありますか?
目標・指標
Q6.ISO(品質マネジメント)のKPIはどう設定すればいいですか?
Q7.KPIの合格ラインとなる具体的な数字の基準があれば教えてください。
Q8.ISO(品質マネジメント)の成果はいつごろ出ますか?
Q9.問合せ(流入)は増えたものの受注に繋がらず、社内評価が上がりません。どう改善すれば売上に繋がりますか?
その他
Q25.成功しているBtoB企業の商品開発を教えてください。
Q26.コンテンツ(新製品)を周知するためのSNSの活用は、BtoBでは難しいでしょうか?
Q27.コンテンツSEO(SNSによる新製品周知)の限界について、詳しく教えてください。
企画・題材
Q10.製品(商品企画)は質と量とどちらが重要ですか?
Q11.製品(品質マネジメント)において、BtoBとBtoCの違いはありますか?
Q12.BtoBでまず手をつけるべき題材があれば教えてください。
Q13.製品(商品企画)に独自性を出すコツはありますか?
Q14.専門的で難解な業界のお客様を支援するとき、どのように提案しますか?
Q15.適切なペルソナ(架空の顧客像)を作るコツはありますか?ターゲットの種類が多い場合はどうしますか?
Q16.製品を使い続けていただけるリピートを促すためにはどうすればいいですか?
ミスが少ないモノづくりを目指して:実戦したい16の取り組み
ベイジの今西さんの「ミスが少ないweb制作会社を目指して~実践している16の取り組み」をモノづくりに当てはめ、「ミスが少ないモノづくりを目指して:実践したい16の取り組み」ついてまとめました。
モノづくりの仕事は、要求される品質を見たし、計画通りのコストで作り、出荷納期を守るために様々なミス(ヒューマンエラー)をなくすための取り組みを続ける仕事ととも言えます。
ヒューマンエラーがやっかいなのは、ミスをした本人に自覚症状がない場合です。思い込み、勘違いなど、単純なミスでも、それを本人自ら検出することは難しいものです。
始めはミスを減らすための取り組みだったのに、どうして手間が増えているのにミスが減らず、お客様も含め誰も喜ばない結果になってしまったのでしょうか?
ミスが起きたから今後同じミスをしないと考えるのではなく、前提としてヒューマンエラーによるミスは発生すると考え、品質、コスト、納期のバランスを見ながら、ミスの発生確率を下げたり、ミスが起きた場合に速やかに対処できる仕組みを作ることが必要です。
ここでは、ベイジさんのWeb製作の過程で発生しがちなミスを減らすための16の取り組みをヒントにモノづくりについてまとめています。