これならつかえる
「わかりやすい品質マニュアルのつくり方 2025」
小規模製造業のモノづくり
品質マニュアルと関連規定
気候変動の追補対応
(JIS Q 9001:2025)
ISO9001:2015発行から10年、2024年3月には気候変動に関する「JIS Q 9001:2025 品質マネジメントシステム要求事項(追補1)」が発行されました。
そして2025年5月現在、ISO9001:2015の改訂作業が2026年9月発行を目途に進められています。
「ISO9001:2015」は、大幅な改訂とはならずに「ISO9001:2026」となるようですが、具体的な内容は分かりませんので、JIS Q 9001:2026が発行されてから対応しようと考えています。
とはいえ、「JIS Q 9001:2025 品質マネジメントシステム要求事項(追補1)」発行されたので、品質マニュアルを見直すだけでなく、関連規定を見直す良い機会と考え、前著「わかりやすい品質マニュアルの作り方」を全面的に見直して、「わかりやすい品質マニュアルの作り方 2025」を出版しました。

品質マニュアルと規定は、実際の会社(架空の設定)を想定していますので、実務内容を反映すればオリジナルのマニュアルや規定が作れると考えています。
ISO9000シリーズの要求事項に悩むよりは、まず手を動かして品質マニュアルを作ってみることをお勧めします。
品質文書管理規定
内部監査規定
不適合品処理規定
是正処置規定
方針管理規定
教育・訓練規定
設計・開発管理規定
苦情対応規定
営業業務規定
外注・購買管理規定
製造管理規定
検査業務規定
監視・測定機器管理規定
ところで著者の「はかせ」って何者?
知り合いの社長さんからの「ISO取ろうと思うのだけれど、博士はどう思う?」との一言をきっかけに、ISO9001:2000年度版の審査員講習に自腹参加して、早いものでそろそろ20年。おかげさまで、社長さんから学ばせて頂いたことも多く、マネジメントやPDCAなど様々な場面で役立っています。

出会いとチャンスに恵まれ博士(工学)になりました。
そして博士号がきっかけで社長さんとの出会いが生まれました。
究極の質問:御社の品質マニュアルは使えますか?
ISO9000(品質マネジメントシステム)と言うと難しそうに聞こえますが、御社の顧客満足を向上させるために、プロセスアプローチで継続的に改善する仕組みです。
しかも、会社運営(経営)にも利用でき、顧客満足を高めるだけでなく御社及び社員を成長させることもできるよくできたツールでもあります。
品質マニュアルや規定は、御社がISOの要求事項を実現するために、御社で決めたルールです。使いにくいなら使いやすくしませんか?
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