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品質マネジメントシステムの監査の種類(ISO9000シリーズ)

内部監査の活用と監査員教育

ここでは、監査の種類について説明します。

監査は、第一者監査、第二者監査、第三者監査の3つに分けられます。

ここでは、以下の3つに分けて説明します。

  • 監査の種類(シンプルな説明)
  • 監査の目的や判定基準による分類
  • 内部監査と外部監査

なお、私は、「監査」と「審査」を厳密に使い分けてはいませんが、

  • 内部監査は、「監査」
  • 認証機関の場合は、「審査」、「外部審査」
  • 顧客など第三者による場合は、「品質監査」、「工場監査」

としています。

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監査の種類(シンプルな説明)

第一者監査

(内部監査)

経営者が指示し、組織の構成員(代理人)が自らの組織を監査

第二者監査

(外部監査)

顧客(代理人)が、取引相手を監査

第三者監査

(外部監査)

認証・登録のため、審査登録機関が審査

監査の目的や判定基準による分類

 

第一者監査

第二者監査

第三者監査

目的

組織の経営者が、自組織のマネジメントシステムの有効性の判定と適合性の検証をするため

顧客が取引先の評価選定の際、取引先のマネジメントシステムを評価するため

不特定多数の顧客に対し、供給者の組織のマネジメントシステムを審査・評価することにより信頼を与えるため

監査者

経営者の任命を受けた内部監査員

顧客

審査登録機関の審査員

被監査者

監査員とは異なる組織内の部門

組織

組織

監査対象

組織のマネジメントシステム

判定基準

  • 基本的には組織が決定する。
  • JISQ9001規格や組織のマニュアルが適用される。

顧客が組織との合意で決定

JISQ9001規格

内部監査と外部監査

内部監査

外部監査

サプライヤー監査

第三者監査

第一者監査とも呼ばれる。

第二者監査とも呼ばれる。

  • 法的、規制及び同様の目的
  • 認証目的
  • 組織自身(自社の社員)または代理人(コンサルなど)が行う監査
  • 組織が「内部監査員」を任命して行う。
  • 顧客など、その組織に利害関係のある団体またはその代理人により行われる。
  • 当社が顧客から監査を受ける場合と、当社が協力会社に対し行う場合がある。
  • 外部の独立した組織(ISO審査会社)が行う。
  • いわゆる「審査」のこと
  • 当社はJMAQAにより審査を受ける(ISO審査登録証に記載されている)。
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まとめ

ここでは、監査の種類について説明しました。

  • 監査の種類(シンプルな説明)
  • 監査の目的や判定基準による分類
  • 内部監査と外部監査
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