管理責任者や内部監査責任者になると、何かと気苦労も多いもの。
疲れたら休めばよいのですが、責任者になるとどうしても頑張り過ぎたり無理をしがちです。しかし、無理が続けば無茶になり、無茶が続くことで体調を崩したり精神的に参ってしまうことさえあります。
「責任者だから」という責任感やプライドは必要だと思いますが、責任者も人間です。
個人として健康第一が基本ですし、職場では安全第一だからこそ業務改善や品質向上に取り組めると考えています。
これまで見てきたことや自分自身の経験を含めて、責任者の自己管理についてまとめています。
どうしてよいか分からなくなったら(堂々巡り)
行きづまったら思い切ってリセットしてやり直すこともあります。
行き詰まったらリセットして新たに考え始め、別のことをする
商品企画時代、売れる企画はどう考えるについての回答の1つ「行き詰まったら、リセットして、新たに考えはじめる」についてお博士のつぶやきです。ゼロリセットするので過去の成果物は利用できませんが、最終的には妥当な回答に辿りつけています。
こつこつやることをあきらめない。
積み重ねる人と少しだけ手を抜く人を可視化する「1.01と0.99の法則」
「1.01の法則」は少しづつ続ける人、「0.99の法則」は少しづつ手を抜く人とすると、時と共にその差が大きくなり、誰の目にも明らかな違いが分かる差となります。毎日のわずかな違い、続ける人と手を抜く人との差が1年後にどの様な差になるかを可視化します。
改善の見込みがないのだけれど(絶望とまではいいませんが)
見込みがないからと何もしないでいるよりは、別の方法や別のことに取り組んだ方がよいこともあります。
「積極的にあきらめる」という考え方は「あり」だと思います
自分でどうにもならないことは積極的にあきらめた方がよいと考えています。無理な昇任試験に合格してもその後どうにもならなくなってきます。そうなってからでは自ら選んだ道でもつらすぎませんか?でも暗記は積極的にあきらめてはいけなかったようです。
自分自身のことも優先順位をつけ、できれば定期的に見直すと歩き出せます。
管理責任者の立場で、重要度と緊急度を意識して考え、行動する
毎日大小様々な仕事をこなしつつ、突発的な事態にも対応するなど、何かと忙しい立場になると、重要度と緊急度は悩ましい問題でもあります。管理責任者ならずとも日々意識しておいた方がよい、重要度と緊急度から何をするか決める優先順位について説明します。
管理責任者なら知っておきたいISOの基礎知識
まずは自分のための資料作りから。あせらず、自分の言葉で説明できるようになりたいですね。
管理責任者が自分の言葉で説明できるようにしたいISOの基礎知識(1/2)
管理責任者なら、内部監査や日々の業務の中でのQMSやISO9001要求事項の質問には、自分の言葉で説明できるようにしておきたいものです。ISO9001やQMS(品質マネジメントシステム)をこれから学ぶ方に説明するQMSのメリットや効果についてまとめています。
管理責任者が自分の言葉で説明できるようにしたいISOの基礎知識(2/2)
管理責任者なら、内部監査や日々の業務の中でのQMSやISO9001要求事項の質問には、自分の言葉で説明できるようになりたいものです。ISO9001や品質マネジメントシステムをこれから学ぶ方に説明する会社のルールとの関係や理解を深める手順について説明します。
ISO9001の2015年版の変更点とポイントについて
管理責任者なら知っておきたいISO9001:2015版の変更点とポイント
管理責任者なら、ISO9000シリーズの要求事項についてある程度は知っておきたいものです。そこで、いまさら感はありますが、経営との統合を求める2015年版ISO9001の主な変更点について「わかりやすい品質マニュアル(ISO9001:2015対応版)」を例に説明します。
時間管理(時間が足りないどうしよう)
ISOとは違うけど、「はじめたら続ける。1日2時間を続ける時間管理」
ブログやアフィリエイトの収益化まで1日2時間を続ける時間管理
ブログやアフィリエイトで収益化を本気で目指すなら「1日2時間必要」といわれておりSNSでも目にします。これは「1日2時間を続けられる人は少ない」ことの裏返しです。GoogleアドセンスやKindle出版の経験から、1日2時間を確保する時間の...
1度に2つのことはできなくても、複数の仕事を並行して進められるはず
マルチタスクをマネジメントするカレンダーアプリの使い方
1度に2つのことはできませんが、2つ3つの仕事を並行して進めるのは当たり前、時にはそれ以上の仕事が並行して進むこともあります。仕事はマルチタスクであることが基本ということです。複数の仕事を並行して進めるマルチタスクな時間管理について説明します。
評価について迷ったら
管理責任者として評価されて落ち込みそうになったら、自己評価が自己嫌悪にならないように。
評価は他人がするものだから変えられない。だから自己評価は難しい?
私は「自己評価」という言葉があるのは、評価は他人がすることだからと考えています。評価は他人の判断結果です。他人の評価を今よりもよくしようと考えるのではなく、何をするかが重要であり評価は結果だから気にしても仕方ないと私が思う理由を説明します。