「博士の品質マネジメント」をご覧いただきありがとうございます。
ブログ運営者「はかせ」の自己紹介です。
ISOとの出会いは、知り合いの社長さんからのISO認証取得の相談からでした。
品質マネジメントは、会社をよくするツールであり、チームやプロジェクトにも使えるよくできた仕組みです。
このブログを含め4つのブログを運営しています。
趣味はと聞かれたら、ブロガーと答えてもいいのかもしれません。
履歴書の趣味に「ブログ」と書くようになりました。
もっとも履歴書を使う機会はなさそうですが。
実験とCAEなど技術系のブログ
好きなテーマで立ち上げた趣味系のブログ
はかせのプロフィール
出会いとチャンスに恵まれ博士になり、商品企画や技術サポートなど技術系の仕事を続けてきました。
ISO9001との出会いから印象に残っていることを紹介します。
ISOとの出会い
仕事で博士(はかせ)と初めて呼ばれたのは、縁あってISO9001:2000(品質マネジメントシステム 2000年版)の認証取得について、知り合いの社長さんから相談を受けた時でした。
ISO(ISO9001の2000年版)を取ろうとおもうのだけど、博士(はかせ)どう思う?
調べてみますので時間をください。
これがきっかけとなり、ISOを知るならばこれが一番と思い審査員講習を受講しました。確か夏季休暇を利用して受講したのですが、初日は大雨のため懇親会には参加せず早々に帰宅した覚えがあります。
その後、数社のISO9001:2000導入のお手伝いをしながら私自身も経営について勉強させていただきました。この頃学んだことが、私の品質マネジメントの基礎になっているように思います。
ISO導入の過程では、社長さんと2人きりでお話させていただくことも多く、私が学んだことも少なくありませんでした。
ISOとの出会いとかかわりの詳細については、以下の記事をご覧ください。
製品開発とCAE
日本のモノづくりメーカーで研究開発から商品企画の仕事をしていました。
売れる商品を企画することができたのは、よい思い出となりました。
顧客満足の経験として、展示会で自分の企画した製品をほめられた経験は、今でも思い出すと当時の感情を思い出します。
CAEツールの技術マネージャーとして技術営業やテクニカルサポートの仕事をしました。
ソフトウェアの販売ですが、使い方ではなくて、お客様の課題解決のお手伝いをすることが多かったように思います。
振動制御が専門だったので、実験もCAEによるシミュレーションも経験してきたので、技術系としての幅が広かったようです。
情報セキュリティ
ISMS(ISO27000シリーズ)の部門セキュリティ責任者、情報システム部門で基幹システムとインフラのマネージャーを経験することになりました。
経営を支える情報システムや情報セキュリティの重要性や難しさについて考える際にも、品質マネジメントの考え方は共通であることを再認識し、マネジメントの幅が広がりました。
当時、国際会計基準とかIT統制や内部統制は、情報システムのマネージャーとして対応しましたが、ISOの内部監査とは違う内部監査を受けました。
2000年前後からパソコンが、製品開発だけでなく、ビジネスや家庭でも使われはじめ、今や当時のパソコン以上の機能と性能を持つスマホが普通に使われています。
情報セキュリティを意識しないといけない立場の人にとっては、「不安は残るが、一度使ってしまったらその便利さをあきらめるのは難しい」クラウドサービス等と合わせ何かと悩みの多い時代でもあります。
情報セキュリティや情報システム管理では、情報システムの利用者と管理者、そして経営とも直接関連することもあり、学ぶことも多かったです。
QMS
現在、モノづくりの会社で品質マネジメントの仕事をさせて頂けているのもこれまでの経験のおかげだと思います。
振り返ってみると、時間はかかりましたが、QMSの再構築をしてきたようなイメージがあります。
縁あって内部監査責任者をやらせていただいていますが、会社全体の業務改善を考えて微力ながらも自分で考え実行できる恵まれた職場の様です。
もちろん、人を育てることに通じる悩みや忍耐もあるのですが、少しでも成長していることを見つけられると嬉しいものです。
品質マネジメントやPDCAに対する考え方
ISOとは何ですかの答え
「ISO(品質マネジメントシステム)って何ですか?」と聞かれたときには、次のように答えています。
品質マネジメントシステムとは、ビジョン(ありたい姿、イメージ)があり、「顧客満足」を高めるために、「継続的に改善」していくことです。
そのための取り組み方として「プロセスアプローチ」を使っています。
PDCAはまずDoから始める
ISOというとPDCAを思い浮かべる方も多いかと思います。
PDCAは、まず行動(Do)することがポイントです。
何か問題や課題があるから、こうしたらよいのではないかと考えたことを実行し、実行した結果から次の行動を決めて実施することの繰り返しです。
実はやっているマネジメントレビューと内部監査の活用
ISO9001:2015になり品質マネジメントと経営との統合がさらに進んでいます。
社長が目指すあるべき会社に向けたビジョンは、マネジメントレビューで道を示し、PDCAを回して実行し、内部監査でチェックすることで、品質マネジメントが回り出します。
公開している品質マニュアルなど
このブログのカテゴリー一覧です。
いずれのマニュアルも20名規模のモノづくりメーカーを想定して作っています。
たまに、転職エージェントに言われた「いろいろやってきてしまったんですね」という言葉を思い出します。いろいろやってきて今の私であるのも事実なのですが。
著作(KindleとKindleペーパーバック)
2024年8月26日、6冊目のKindle本を出版しました。Kindleペーパーバック(紙の書籍)は9月1日より販売開始しました。
Amazonへ:「はじめてのISO管理責任者、内部監査責任者」
6冊目は、日曜日の16時頃に申請して、翌朝6時には販売開始となりました。Amazon恐るべし。
このブログともう1つ運営しているブログ記事から、AmazonのKindle本を計6冊出版したことになります。
紙の本が欲しいとの声を頂いていましたので、2023年1月、5冊ともKindleペーパーバック版の販売を開始しています。
品質マニュアルや関連規定の新規作成や全面見直しの経験から、20名規模のモノづくりメーカーを想定した品質マニュアルと規定を含めた「わかりやすい品質マニュアルの作り方」、必要に迫られ内部監査員を育てるために作ったのが「ISO内部監査の取扱説明書」です。
「FreeCADで始めるCAE設計入門」と「ハンマリング試験から始めるモード解析入門」は、技術系の内容ですが数式ほぼなしです。専門書やセミナーは難しいという方や教える立場の方の参考にもなっているようです。
おかげさまで、2022年7月「ISO内部監査の取扱説明書」のKindle本が100冊突破しました。ありがとうございます。
内部監査責任者として内部監査を計画・実施だけでなく、監査員教育で経験したことを踏まえてまとめてよかったと思います。
Amazonへ:「はじめてのISO管理責任者、内部監査責任者」
Amazonへ:「わかりやすい品質マニュアルの作り方」
Amazonへ:「ISO内部監査の取扱説明書」
Amazonへ:「はじめてのモノづくり ここからはじめる品質管理」
Amazonへ:「FreeCADで始めるCAE設計入門」
Amazonへ:「ハンマリング試験から始めるモード解析入門」