リカバリが大変だったプロジェクトの思い出

これは、2年で教育・訓練用のビデオを作るというプロジェクトの思い出です。

私自身にネガティブな記憶はないのですが、周りからは大変なのに大丈夫かなと静かに見守られていたようです。

振り返ってみると、

  • プロジェクト1年と4か月経過後、前任者が転属
  • 引継ぎ時、30分のビデオのシナリオ案が20%ほどできているだけ。
  • 何とか形にしたものの、ビデオ作成依頼部署の担当者(面識はありませんでしたが大学の先輩でした)からダメだし。
  • ダメ出し後、一宿一飯まではいきませんが、遅めのランチで焼き肉にビールをご馳走になり、やめられなくなりました。(念のため、飲んだのは食事後直帰する私だけでした。)

といった感じで、DoからPDCAを速くまわそうとしていました。

「何とかする」と思われていたのか、「何とかなる」と思われていたのか分かりませんが、徹夜できない私が4:00迄仕事をしていたこともありましたが、その後の展示会やWeb作成などマーケティングの仕事の理解も進み、個人的には良い経験でした。

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教育・訓練用ビデオ作成を引き継いだこと

いつ頃のことだったか、IBM ThinkPad 560を使っていた頃の話です。(キーボードの打鍵感が好みでした。)

ある専門的な分野の教育・訓練用ビデオを作る2年間のプロジェクトを、前任者異動のため、残り半年で引き継いだことがありました。(上司も担当者と一緒に異動したので、後任の上司も事情が分からず大変だったようです。)

引継ぎの時決まっていたことは、ビデオの概要(イメージ)、長さ(30分)、納期、教育・訓練の対象者(教官と生徒)、ビデオのタイトル。

引継ぎ後、

はかせ
はかせ

ふ~~~。(思わず長~いためいき)

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行動開始!

気を取り直して、普通に考えて普通に取り組んだのでは、納期までに完成しないことだけは明らかと判断、納期までに何とか形にするために決めたことが、次の2点です。

  • 質には目をつぶる。(積極的にあきらめました。)
  • 形にすることを優先する。

そして、スタート。

走り出してはみたものの、一人で何とかしようとしていたので、近くで見ていても独走か暴走か分からなかったのではないでしょうか。

しだいに関係者も積極的に協力してくれるようになり、ありがたい助言もいただくなど、終わってみれば、何とか納期までに完成したのですが、見るに見かねてか、見えないところで様々な人が手を回してくれていたようです。

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ちょっとしたエピソード

個人的には、ビデオ作成は初めてだったので面白かったプロジェクトでした。

テーマは決まっていたものの、それをどう表現するかについては、かなり自由にできました。シナリオ作成から撮影の手配、編集、パッケージデザインなど。デザインの様に好みのあるものや試写等は、上司にほぼ丸投げできたのは幸いでした。

はかせ
はかせ

静止画は4秒。最大でも8秒までとビデオ編集の担当者から言われましたが、これが意外にきつかった。

完成までには当然問題も発生しました。

撮影素材不足(撮れ高不足)のため、どうしても素材が撮れ高不足で、上司には撮れと言われたものの、普通に計画していたのでは到底間に合わない。

徹夜はできない私ですが、翌日の編集立ち合いに間に合わないので朝5時まで仕事をしていたことがあり、残っていた上司に「構わずやれと言われても、できないものはできない。」と反論したこともありました。

この件は、後日撮影部門の担当者が、別の撮影の際に撮ってくれることになり、本当に助けられました。

今思えば、テレビドラマか漫画の世界だと思っていたことを自ら経験できた良い経験の1つになりました。

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ビデオ作成を経験して初めて知ったこと

静止画は見ている人を飽きさせるため、「ビデオは、動画が基本。静止画は4秒間まで、最大でも8秒間まで。」との制約があることは初めて知りました。

とにかく素材を集めないと量(時間)を確保できないというので、撮影部門に使えそうなものを集めて頂いた覚えがあります。

技術的には、色の問題が興味深かったことを覚えています。

同じビデオテープでも、実際の現物の色(例えば赤)、ビデオ編集機材のモニタで見る赤、テレビで見る赤、プロジェクターの赤、全部違う赤です。

試写の場で、「画面の赤は、一般的に言う赤ではないだろう。」とのご指摘があり、担当者はその通りと思い黙っていましたが、画面が大きい方が良いとプロジェクターを指示した上司達、後で大変だったようです。

この時も今さら修正する時間はないので、何とかしてくださいと上司に丸投げしました。

はかせ
はかせ

それまで頑張っていたとは思ってくれていたようで、反論できなかったみたいではあります。

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完成後の上映会での批評家には・・・

完成してからの上映会?で、テレビと比べてあれこれ言う批評家には、少々頭にきたのを思い出します。確か、「テレビのようにセリフを画面に表示すれば分かりやすくてよかったのに、なぜしなかったのか。」といった主旨だったと思います。

その場で口にこそしませんでしたが、「テレビはプロ(視聴率を稼ぐ)が作っている。私は素人、質を要求するなら予算を取ってプロに依頼したら。」と思っていたので聞き流しましたが・・・。

そういえば、職場に戻ってからさすがに上司も腹立たしく思ったらしく、「だったら自分でやってみろ。」とつぶやいていました。

まとめ

ここでは、教育・訓練用ビデオ作成を引き継いだ、ちょっと大変だった思い出を紹介しました。

  • 行動開始!
  • ちょっとしたエピソード
  • ビデオ作成を経験して初めて知ったこと
  • 完成後の上映会での批評家には・・・

振り返ってみるとこのプロジェクトもリカバリもDoからはじまるPDCAになっていると思います。

はかせ

ISOについて学ぶきっかけは、知り合いの社長さんからISOについて相談されたことでした。
品質マネジメントを知るほどに、チーム運営やプロジェクトにも使える意外に良い仕組みであることを再認識しています。

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ビジョンで回す博士の品質マネジメント
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