QCDとは、
- Quality(品質)
- Cost(コスト)
- Delivery(納期)
のことです。
QCDは、モノづくりにおける重要な要素であり、QCDを維持し向上させる様々な取り組みが続けられています。
ここでは、QCDに「安全(Safety)のS」を追加したSQDCと「サービス(Service)のS」を追加したQCDSについて説明します。
QCDとは
QCDとは、
- Quality:品質
- Cost:コスト
- Delivery:納期
のことです。
QCDは、モノづくりにおける重要な要素で、QCDを維持し、どの様に向上させていくかという取り組みが続けられています。
QCDの順番(優先順位)については、会社により違いがあると思いますが、モノづくりに例えれば、次のようなイメージです。
モノづくりの仕事は、
- 品質は当たり前
- 納期通りも当たり前
- コストで勝負
といったイメージでしょうか。
お客様の求める品質、納期通りとすると、コスト勝負は先細りのようなイメージを受けてしまいます。
安全(Safety)のSを追加したSQDC
モノづくりの場合の様ですが、QCDに「安全(Safety)のS」を追加することがあります。
順番は、次のSQDCです。
- Safety:安全
- Quality:品質
- Cost:コスト
- Delivery:納期
SQDCのイメージは、
- 安全(Safety)が最優先
は、モノづくりなら納得です。
QDCは、
- Quality:品質
- Delivery:納期
- Cost:コスト
の順ということで、SQDCのモノづくりでは、
- 品質と納期は当たり前(前提条件)、コストで勝負
といったイメージでしょうか。
サービス(Service)のSを追加したQCDS
モノづくりで「S」なら安全(Safety)ですが、業界(分野)が変わると「サービス(Service)のS」ということもあるようです。
例えば、QDCSとなる場合、順序も次の様になります。
- Quality:品質
- Delivery:納期
- Cost:コスト
- Service:サービス
QDCSは、
- 品質を最優先して顧客を獲得
- 納期とコストは追い求めても限界がくるので、サービスを追求して差別化
といったイメージでしょうか。
牛丼にみる優先順位の重要性
何を重視するかは、業績にも影響が出ます。
私は牛丼なら吉野家の並に卵なのですが、2024年現在は、「うまい、やすい、 はやい」と「うまさ」を重視しています。
例えば、
「はやい、うまい、やすい」とすると、はやいがうまいに優先することになりまます。極端な例えになりますが、はやければ味が落ちてもよいということにもなってしまいます。
「やすい、うまい、はやい」とすると、やすいがうまいに優先することになりまます。極端な例えになりますが、やすければ味が落ちてもよいということにもなってしまいます。
私は吉野家さんの牛丼が好きですが、限度はありますが、はやく出てこなくても、やすくなくても、うまいから好きです。
なので、やすくても味が落ちれば行く頻度は減るでしょうし、はやくても味が落ちれば食べることも減ると思います。
飲食業の難しいところかもしれませんし、やりがいのあるところなのかもしれません。
番外編:SQDCにLを追加することも
さらに、SQDCにLを追加することもあるようです。
Lは法令順守の「Law」の「L」です。
順番は、SLQDCとなり、
- Safety:安全
- Law:法令遵守
- Quality:品質
- Delivery:納期
- Cost:コスト
SLQDCのイメージは、
安全第一、法令を守って、品質と納期を守り、コストで勝負
となるかと思います。
まとめ
QCDとは、
- Quality(品質)
- Cost(コスト)
- Delivery(納期)
のことで、モノづくりにおける重要な要素であり、QCDを維持し向上させる様々な取り組みが続けられています。
ここでは、QCDに「安全(Safety)のS」を追加したSQDCと「サービス(Service)のS」を追加したQCDSについて、以下の項目で説明しました。
- QCDとは
- 安全(Safety)のSを追加したSQDC
- サービス(Service)のSを追加したQCDS
- 牛丼にみる優先順位の重要性
- 番外編:SQDCにLを追加することも