ISO9000シリーズ(品質マネジメントシステム)の最新情報や、これまでの歴史やマネジメントについての記事をまとめています。
ISO9001:2015の改訂について
ISO9001やQMSを含むマネジメントシステム規格改訂については、以下のカテゴリをご参照ください。

JISQ9001:2025、JISQ14001:2025と気候変動
2024年2月23日、QMSなどのマネジメントシステム規格(MS規格)要求に「climate change(気候変動)」について追加することが決まりました。

ISO9001:2015の改訂とは別の流れと考えています。
QMSに大きな影響はなさそうですが、詳細は審査機関からの説明を受けての対応になると思います。

気候変動の取扱いは、マネジメントレビューで明確にしておいた方が審査対策としては分かりやすいと考えています。
気候変動が直接自社のQMSに影響を与えていなくても、間接的には社内外の環境の変化などにより影響を受け、対応を検討・実施しているケースが多いと思います。
JISQ9001:2025と気候変動の追補と品質マニュアル見直し
ISO9001:2015の改訂とは別に、2024年にQMSなどのマネジメントシステム規格(MS規格)要求に追加された「climate change(気候変動)」について、2025年3月に「JISQ9001:2025 品質マネジメントシステム-要求事項(追補1)」が発行されました。

JISQ9001:2025は、2024年に発行された気候変動に関する「Amendment 1(Climate action changes)」 を加え、JISQ9001:2015の追補1として作成されたものです。
JISQ9001:2025と気候変動の追補と品質マニュアルの見直し方についてまとめています。

JISQ14001:2025と気候変動の追補
2024年4月、「JISQ14001:2025 環境マネジメントシステムー要求事項及び利用の手引(追補1)」(以下「追補」という)が発行されました。

JISQ27001:2025と気候変動の追補
2024年5月、「JISQ27001:2025 情報セキュリティマネジメントシステムー要求事項(追補1)」(以下「追補」という)が発行されました。

マネジメントシステム要求への気候変動の追加
QMSやEMSなどのマネジメントシステムに、気候変動についての要求が追加されました。

ISO導入時や新入社員研修などで説明していること
品質マネジメントシステムの基本:7原則とPDCA






マネジメントや原則と聞くと難しいイメージをお持ちかもしれません。「品質マネジメントシステムの7原則」とは、「顧客重視、リーダーシップ、人々の積極的な参加、プロセスアプローチ、改善、客観的事実に基づく意思決定、関係性管理」ですが、どれが最も重要かといったものではありません。
私は品質マネジメントについて次のように説明しています。

はかせ
品質マネジメントシステムとは、ビジョン(ありたい姿、イメージ)があり、「顧客満足」を高めるために、「継続的に改善」していくことです。そのための取り組み方として「プロセスアプローチ」を使っています。
QMSとEMSとISMSの違い
マネジメントシステム(MS)規格として最も知られている規格がISO9001(QMS)です。
EMS(環境)やISMS(情報セキュリティ)もMS規格ではありますが、意外に違います。

ISO9100:航空,宇宙及び防衛分野のQMS

リスクやプロジェクトのマネジメント
内部統制の内部監査
QMSではない内部統制の内部監査
内部監査は、ISO9001の品質マネジメントの内部監査だけではありません。
内部統制の内部監査について説明します。

会社のITシステムを監査するIT統制
内部統制では、情報システム部門と内部監査部門が、会社で使っているITシステムについて監査します。

ISOいろいろ
「JISQ17029:2022 適合性評価」について
その他のJIS
ISOマネジメントシステムの整合化

品質マニュアルと環境マニュアルを作ってみての感想です。
ISO規格(JIS規格)の検索方法


ISO規格(JIS規格)は、全文を見ることができます。