ISO9000シリーズ(品質マネジメントシステム)の最新情報や、これまでの歴史やマネジメントについての記事をまとめています。
ISO9001:2015の改訂について
ISO9001やQMSを含むマネジメントシステム規格改訂についての最近の情報をまとめています。
ISO9001:2026に向けての改訂作業
2023年11月、ISO9001:2015を改訂することがISOの専門委員会(ISO/TC176/SC2)で決まりました。
2024年4月:ISO9001委員会原案(CD ISO 9001)がリリースされました。ISO9001:2025が現実的になってきているのかもしれません。
2024年10月10日:ISOの専門委員会(ISO/TC176/SC2)のWebサイトに、改定版は2026年9月発行予定、11月と12月のミーティングでCD2(委員会原案)の内容を最終決定とのニュースが公開されました。
2024年8月現在
2024年8月現在の進捗についてまとめました。
CD2発行が2025年2月になり、2026年9月発行を目標とするように変更になりました。改訂内容にもよりますが、JIS版は2027年になるのかもしれません。
2024年4月現在
ISO9001は、2025年末発行予定で改訂作業が進んでいます。
2024年4月のISO9001委員会原案(CD ISO 9001)リリースのニュースについて以下の記事に追記しました。
2023年11月現在
2023年11月、ISO9001:2015を改訂することが決まりました。大規模な改訂とはならないような気もしますが、楽しみです。
ISO9001:2015と気候変動
ISO9001:2015の改訂とは別の流れですが、2024年2月23日、QMSなどのマネジメントシステム規格(MS規格)要求に「climate change(気候変動)」について追加することが決まりました。
QMSに大きな影響はなさそうですが、詳細は審査機関からの説明を受けての対応になると思います。
気候変動の取扱いは、マネジメントレビューで明確にしておいた方が審査対策としては分かりやすいと考えています。
気候変動が直接自社のQMSに影響を与えていなくても、間接的には社内外の環境の変化などにより影響を受け、対応を検討・実施しているケースが多いと思います。
ISO導入時や新入社員研修などで説明していること
品質マネジメントシステムの基本:7原則とPDCA
マネジメントや原則と聞くと難しいイメージをお持ちかもしれません。「品質マネジメントシステムの7原則」とは、「顧客重視、リーダーシップ、人々の積極的な参加、プロセスアプローチ、改善、客観的事実に基づく意思決定、関係性管理」ですが、どれが最も重要かといったものではありません。
私は品質マネジメントについて次のように説明しています。
はかせ
品質マネジメントシステムとは、ビジョン(ありたい姿、イメージ)があり、「顧客満足」を高めるために、「継続的に改善」していくことです。そのための取り組み方として「プロセスアプローチ」を使っています。
QMSとEMSとISMSの違い
マネジメントシステム(MS)規格として最も知られている規格がISO9001(QMS)です。
EMS(環境)やISMS(情報セキュリティ)もMS規格ではありますが、意外に違います。
ISO9100:航空,宇宙及び防衛分野のQMS
リスクやプロジェクトのマネジメント
内部統制の内部監査
QMSではない内部統制の内部監査
内部監査は、ISO9001の品質マネジメントの内部監査だけではありません。
内部統制の内部監査について説明します。
会社のITシステムを監査するIT統制
内部統制では、情報システム部門と内部監査部門が、会社で使っているITシステムについて監査します。
ISOいろいろ
「JISQ17029:2022 適合性評価」について
その他のJIS
ISOマネジメントシステムの整合化
品質マニュアルと環境マニュアルを作ってみての感想です。
ISO規格(JIS規格)の検索方法
ISO規格(JIS規格)は、全文を見ることができます。