品質マニュアルと関連規定と同じく、中小企業のメーカーを想定した「環境マニュアルです。
環境マニュアルも品質マニュアル同様、導入する会社や適用範囲に合わせて作るものです。
ここでは、品質マニュアルで想定した組織(会社)を対象にして環境マニュアルを作りました。
- 20名程度のメーカー(組織図、機能別組織図と品質マネジメントシステム体系図)を想定して作成しています。
- 環境マニュアルは、このページが目次となっています。
- 関連規定は、このページが各規定のページへのリンクとなっています。
環境マニュアル
1. 総則
1.1 目的(ビジョン)
1.2 適用範囲
2. 適用規格
3. 用語の定義
4. 組織の状況
4.1 組織及びその状況の理解(会社を取り巻く状況)
4.2 利害関係者のニーズ及び期待の理解(利害関係者から求められていること)
4.3 環境マネジメントシステムの適用範囲の決定(EMSで管理する事業の範囲)
4.4 環境マネジメントシステム(EMSの概要)
5. リーダーシップ
5.1 リーダーシップ及びコミットメント(社長の役割)
5.2 環境方針(環境方針の決定と周知)
5.3 組織の役割、責任及び権限(社長の役割・責任・権限、環境管理責任者の責任・権限)
【参考1】役職別の環境に関する主な責任及び権限
【参考2】責任と権限についての補足説明
6. 計画(事業計画)
6.1 リスク及び機会への取組み(リスクを洗い出し、備え、機会(チャンス)を活かす取組み)
6.1.1 一般
6.1.2 環境側面
6.1.3 順守義務
6.1.4 取組みの計画策定
6.2 環境目標及びそれを達成するための計画策定(環境目標と活動計画)
6.2.1 環境目標
6.2.2 環境目標を達成するための取組みの計画
QMSの「6.3 変更の計画」は、EMSの項目としてありません。
7. 支援
7.1 資源(要員(社員)・建物・設備)
7.2 力量(社員の力量)
7.3 認識(社員の認識)
7.4 コミュニケーション(情報の意思疎通)
7.4.1 一般
7.4.2 内部コミュニケーション
7.4.3 外部コミュニケーション
7.5 文書化した情報(文書・記録)
7.5.1 一般(必要な文書・記録)
7.5.2 作成及び更新(文書・記録の作成と更新)
7.5.3 文書化した情報の管理(文書・記録の管理)
表7.5-1 環境マニュアルの項と関連規定
表7.5-2 文書化した情報として維持する文書
表7.5-3 文書化した情報として保持する記録
8. 運用(行動、日々の業務)
8.1 運用の計画及び管理(運用ルールを決める)
8.2 緊急事態への準備及び対応
QMSの「8.運用」と比べるとかなりシンプルです。
9. パフォーマンス評価(結果の評価)
9.1 監視、測定、分析及び評価(業務の確認、分析と評価)
9.1.1 一般
9.1.2 順守評価
9.2 内部監査
9.3 マネジメントレビュー
10 改善(業務の改善)
10.1 一般(改善の目的)
10.2 不適合及び是正処置(不適合の処置と再発防止策)
10.3 継続的改善(継続的な改善活動)
まとめ
ここでは、20名程度のメーカーを想定して作成した「環境マニュアル」についてまとめました。