ここでは、ISO14001環境マネジメントシステムについてまとめています。
ISO9001:2015に改訂されてから、環境マネジメントシステムやRoHSなどについて質問されることが増えてきているように感じています。
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「環境マニュアル」
「環境マニュアル」も「品質マニュアル」同様、導入する会社や適用範囲に合わせて作るものです。
「品質マニュアル」と同じ様に、20名程度のメーカーを想定して「環境マニュアル」を作成しました。
環境マネジメントと品質マネジメントの違い
「品質マニュアル」と「環境マニュアル」を作ってみて、品質マネジメントと環境マネジメントの違いについて説明します。
品質マネジメントは、
- 自社製品に関するマネジメントシステム
一方、環境マネジメントは、
- 自社製品を製造・販売する上での環境に関すること
- 環境関連の関連法規(法律や所在地の条例など)の順守
- 自然災害や製造時の事故などによる地域への影響を最小限にする。
といったものであり、マネジメントシステムというよりは、
- 法令順守と災害などへの対応についての仕組み
と言ってよいと考えています。
別の見方をすれば、次のような違いがあります。
- 品質マネジメントは、要求事項を満たす自社のルールを守る。
- 環境マネジメントは、環境法令等を守る。
品質マニュアルと環境マニュアルを比べてみる
「品質マニュアル」と「環境マニュアル」の章立て(目次)を比べて、附属書の共通テキストにより整合がとられた部分と、マネジメントシステム毎に独自に追加された部分についてまとめています。
「品質マニュアル」と「環境マニュアル」を1冊にまとめた「統合マニュアル」について、メリットやデメリットなどについてまとめました。
ISO9001やISO14001等の整合化ルール「附属書:共通テキスト」
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ISO9001(品質)、ISO14001(環境)、ISO/IEC27001(情報セキュリティ)等の複数のISOマネジメント規格の文章構造(章立て)や用語の定義等の整合化を図るために作られた付属書と、各マネジメントシステムの要求事項が実際にどのようになっているのかについてまとめています。
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JIS Q 14001:2015環境マネジメントシステムの改訂ポイント
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