「品質マニュアル3.0」:7.支援(品質目標達成のためのサポート)(2/2)

ここでは、「品質マニュアル3.0」の

7.支援(品質目標達成のためのサポート)(2/2)

についてまとめています。

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「品質マニュアル3.0」

「品質マニュアル3.0」の目次は、以下をご参照ください。

「品質マニュアル3.0」と関連規定一覧
「品質マニュアル」と関連規定へのリンクをまとめています。品質マニュアルと関連規定は、単なるサンプルではなく、モノづくりをしている小規模の会社(メーカー)を想定して具体的に作っています。

7.支援(品質目標達成のためのサポート)

7.2 力量(要員の力量)

製品要求事項への適合に影響がある業務には、適切な教育、訓練、技能及び経験を判断の根拠として力量を有する要員を従事させる。

「教育・訓練規定」に従い、次の事項を行う。

a)品質マネジメントシステムの運用に必要な力量を明確にする。

b)適切な教育、訓練又は経験に基づいて、それらの要員の力量を把握する。

c)力量が不足する場合には、必ず、必要な力量を身に付けるための処置をとり、とった処置の有効性(力量が得られたか)を評価する。

また、その他の手段で力量がある要員を確保した時も、その要員の力量を確かめる。

d)力量を証明する記録として、教育・訓練や指導の記録、経験・資格の記録、力量を判定した記録などを保管する。

7.3 認識(要員の認識)

社長及び部署長は、「教育・訓練規定」に従い、当社の管理下で働く要員に、次の事項を正しく認識させるため、周知、教育・訓練、指導などを行う。

a)品質方針

b)関連する品質目標(各要員・部署の仕事に関係する品質目標)

c)パフォーマンスの向上により得られる便益を含む、品質マネジメントシステムの有効性に対する自らの貢献(製品及びサービスの質の向上と品質目標達成ために、どのような役割を担っているか)

d)品質マネジメントシステム要求事項に適合しないことの意味(決められたルールを守らないと、どの様な問題が起こるか)

7.4 コミュニケーション(情報の意志疎通)

社長及び部署長は、社内で仕事に必要な情報(業務指示・連絡・報告・共有データなど)が正しく伝わるように管理する。

また、社外の関係者との情報交換が正しく行われるように管理する。

品質マネジメントシステムに関連するコミュニケーションについて、以下に示す。

a)内部コミュニケーション

会議体を「表4 会議体」に示す。

会議が開催できない場合は、必要に応じてそれに代わる手段を取る。

表4 会議体
名称役割担当者(部署)
取締役会議長社長
出席者部長
事務局管理部
開催頻度月1回
審議事項会社の重要事項の審議・決議
営業会議議長社長
出席者部長
事務局営業部
開催頻度月1回
審議事項計画推進状況の報告他
開発会議議長技術部長
出席者社長、部長
事務局技術部
開催頻度月1回
審議事項設計・開発など技術に関する事項
部内会議議長部長
出席者部長が決定
事務局部長が指名
開催頻度部長が決定
審議事項情報連絡・意見交換

b)外部コミュニケーション

顧客については、8.2.1 顧客とのコミュニケーションに示す。

協力会社については、8.4 外部から提供されるプロセス、製品及びサービスの管理に示す。

その他については、「表5 外部コミュニケーション」に示す。

表5 外部コミュニケーション

内容

実施時期

対象者

方法

担当部署

ISO9001に関すること

通年

審査機関

メール、電話、Web

管理責任者、

ISO事務局

法令、契約

通年

役所

メール、電話、Web

管理部

7.5 文書化した情報(文書・記録)

7.5.1 一般(必要な文書・記録)

次の文書化した情報を「品質文書管理規定」に定め、品質マネジメントシステムを運用する。

品質マニュアルの関連規定を「表6 品質マニュアルの項と関連規定」に示す。

a)この規格が要求する文書化した情報(適用範囲は1.2参照)

b)当社が品質マネジメントシステムの有効性のために必要であると決定した文書化した情報

7.5.2 作成及び更新(文書・記録の作成と改定)

文書化した情報の作成及び改定について「品質文書管理規定」に定め、実施する。

7.5.3 文書化した情報の管理(文書・記録の管理)

7.5.3.1 管理目的(文書・記録を使う目的)

品質マネジメントシステム及びこの規格で要求されている文書化した情報は、「品質文書管理規定」に定め、管理する。

7.5.3.2 管理上の要求(文書・記録を保管する)

文書化した情報の作成及び更新について、「品質文書管理規定」に定め、管理する。

まとめ

ここでは、「品質マニュアル3.0」の

7.支援(品質目標達成のためのサポート)(2/2)

7.2 力量(要員の力量)

7.3 認識(要員の認識)

7.4 コミュニケーション(情報の意志疎通)

7.5 文書化した情報(文書・記録)

についてまとめました。

はかせ

ISOについて学ぶきっかけは、知り合いの社長さんからISOについて相談されたことでした。
品質マネジメントを知るほどに、チーム運営やプロジェクトにも使える意外に良い仕組みであることを再認識しています。

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